ギターにはどんな種類のギターがあるの?
2015/06/26
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ギターにはどんな種類があるのか?
全くギターの知識がない方は、ギターの種類がどんなものがあるのかわからないと思いますので、簡単に解説していきます。
どんな種類があるかというと、大きく分けると2つのタイプに別れるかと思います。
- ◆エレキギター
- ◆アコースティックギター
- ◆クラシックギター・ガットギター
- ◆フラメンコギター
それぞれ解説していきます。
1.エレキギターに分類されるもの
エレキギターとは、弦の振動をピックアップを通すことで電気信号に変換し、電気信号をシールドを通してギター・アンプで増幅して音を出します。
一般的に音の大きさを変える「ボリューム」や音色を変える「トーン」のコントロールノブがボディ内に搭載されており、ピックアップが2つ以上付いているギターではピックアップの切換えスイッチが付けられています。
また、ブリッジに弦の伸縮を利用して音程を変化させる「トレモロ」を搭載したモデルもあります。
それでは種類を見てみましょう。
エレキギターの種類
フルアコースティックギター(フルアコ)

フルアコ D.J. Argus DJ.AEX
ボディに空洞部をもち、初期に開発されたタイプは、ピックギターのボディに弦振動を電気信号に変えるピックアップを取り付けたもので、音はかなり柔らかく厚みのある音になっています。
スウィング・ジャズの頃から用いられており多くのジャズプレーヤーが愛用しています。
ビバップ形式の演奏などでは現在も主要なギターであるが、そのボディ構造と大きな容積のため、大音量になるとアンプの音でボディが共振してハウリングが起きやすい。
テレキャスター(テレキャス)

フェンダー(Fender)テレキャスター
テレキャスター(Telecaster)はフェンダーのエレキギターにおける歴史の中で最も古く、1949年頃フェンダーから「エスクワイヤー」の名前で発売が開始されました。
テレキャスターは最も歴史のあるギターで、ギブソンのエレキギターでは制作工程で多大な手間とコストがかかっていたのに対し、このテレキャスターは世界初の量産型のエレキギターとして登場しました。
それまで主流だった「ギブソン」に代表されるアーチトップ(※)のギターを基盤としたエレキギターとは異なりボディは空洞のタイプとは違い、1枚板で作られたソリッド・ボディで表面はフラットトップでできている。
※アーチトップとは表面が丸みを帯びているものです。当時はこのアーチトップが主流として作られていたのに対してテレキャスターはボディの表面が丸みを帯びていなく、ボディが平らなフラットトップ構造です。
レスポール

ギブソン(Gibson)レスポールクラッシック
レスポール、レス・ポール・モデル(Les Paul Model)は、1952年からギブソン社により製造・販売されているエレクトリックギターです。
アメリカのギタリスト、レス・ポールのシグネイチャー・モデルであり、本来は「レス・ポール・モデル」と呼ばれるべきであるが、日本では「レスポール」と表記するのが正しいとされ、レスポールの愛称として知られている。
公式に「レスポール」としてこのモデルを販売しているのはギブソンおよび子会社のエピフォンのみである。
ストラトキャスター(ストラト)

フェンダー(Fender)ストラトキャスター
ストラトキャスター(Stratocaster)は、フェンダー社が1954年から発表・販売を行っているエレクトリックギターのスタンダード機種になっておりフェンダー社社長のレオ・フェンダーらによって開発されました。
ギブソン社のレスポールモデルと並びエレクトリックギターの代表的な存在になっており、数多くのミュージシャンに愛用されています。
エレクトリックアコースティックギター(エレアコ)
セミアコースティックギター(セミアコ)
スティールギター

その他(SG,ファイヤーバード,フライングV,ビグズビー,リッケンバッカー,ムスタング,ジャガー,変形ギター etc)

など、様々な種類があることがわかります。
ボディが1枚の厚い板でできた「ソリッド・ギター」、ボディ内部が空洞の「フルアコ」、その中間的な構造の「セミアコ」などがあります。
2.アコースティックギターに分類されるもの
ボディが共鳴箱状のもので、それ自体が拡声機能になっており、大きな音が出せます。
ボディの表が平面なので「フラットトップ・ギター」と呼ばれ、「フォーク・ギター」と「クラシック・ギター」に分けられる。
それぞれの特徴は、
「フォーク・ギター」はスティール弦やブロンズ弦が張られています。
いわゆるアコギと言われるものはこちらを指すことが多いと思います。
「クラシック・ギター」は羊の腸やナイロンでできているガット弦が張られています。フォークギターと比べるとネックが太く、指板のアール(R)もないです。
また、ガットが張られていることから、ガットギターとも呼ばれます。
アコースティックギターの種類
フォークギター

クラシックギター/ガットギター

タカミネ(TAKMINE) DSP616N-VN
フラメンコギター
手のひらや指先、爪でギターを叩いてリズムを取るスタイルのスパニッシュギターに耐えられるように、ギター表面を保護し、セルロイドやプラスチックなどで出来た板が貼ってあるのが特徴です。
フラメンコ用の弦は本来「絹糸」を使うらしいですが最近はフラメンコ用のナイロン弦を張ります。
フラメンコギターもクラシックギター同様にネックの12フレット目でボディに接合されています。
適当なビビリ音を出すこともあるので、弦の高さがクラシックギターよりも低いものが多い傾向にあります。
その他(ドブロ、リゾネーターギターなど)

と、いろいろなギターがあることが分かっていただけたのではないでしょうか。
それぞれ求めている音、スタイル、ジャンル等があると思いますので、よく探して自分にマッチしたギターに出会えることを願っております。